約 783,760 件
https://w.atwiki.jp/dynamiccrusade/pages/285.html
カジュアルプレイ 大会等では無い、友達同士等の気軽なプレイの事。 基本的に、勝ち負けにこだわらず遊ぶ事を言う。 対義語としてトーナメントがある。
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/699.html
ビジュアル艶歌/月影華(TSUKI-KAGE-BANA)/丸山和嘉 ふけゆく夜半(よは)の月よ おぼろに見ゆる姿は 咲かざりし一輪の 淡く切ない恋の華よ 天高き星は やすらぎの吐息 あなたの頬に溢れ 神の月灯り 降り注ぐ天下 筝の音にのせて今輝く はるか彼方へと 秘めた心の軌跡 そっと月にかざして 祈るように 変わらぬ心の記憶 天に舞う雅川(みやびがわ) 夢の浮き橋を越えて 咲き誇る 恋火色の月影華 咲くでしょう long ver. ふけゆく夜半の月よ おぼろに見ゆる姿は 咲かざりし一輪の 淡く切ない恋の華よ 天高き星は やすらぎの吐息 あなたの頬に溢れ 神の月灯り ふりそそぐ天下 筝の音にのせて 今輝く はるか彼方へと 秘めた心の軌跡 そっと月にかざして祈るように 変わらぬ心の記憶 天に舞う雅川 夢の浮き橋を越えて咲き誇る 恋火色の月影華咲くでしょう 面影映る袖に 淋しき涙の雫 まぼろしの愛し人 淡くにじんだ恋の華よ かげろひの空に やさしく写るは ひとときの幸せ花 いつか報わると 一筋の光 筝の音にのせて 今輝く 忘れぬ想い 儚き恋の奇跡 そっと願いかざして祈るように 枯れぬ心の記憶 天に響く鼓動は 幾千の時を越えて咲き誇る 恋火色の月影華咲くでしょう 「愛する...」想い 儚き恋の奇跡 そっと願いかざして祈るように 枯れぬ心の記憶 天に響く鼓動は 幾千の時を越えて咲き誇る はるか彼方へと 秘めた心の軌跡 そっと月にかざして祈るように 変わらぬ心の記憶 天に舞う雅川 夢の浮き橋を越えて咲き誇る 恋火色の月影華咲くでしょう
https://w.atwiki.jp/switchsoft/pages/163.html
ドラゴンズレア トリロジーACTADV アーケード LD ビジュアル 2,000円税込7.7GB 狼と香辛料VR2ビジュアル VRアニメーション VRゴーグルToy-Con 2,739円税込 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ラブなリズムでタイホします!パッケージ版/ダウンロード版 ビジュアル 女性向け 音ゲー 6,380円税込 LoveR Kiss(ラヴアール キス)パッケージ版/ダウンロード版 ノベル ビジュアル ジャイロセンサー 7,980円(税込)9.9GB サマースウィートハートADV ビジュアル 2,480円(税込)12.4GB 狼と香辛料VRビジュアル VRアニメーション VRゴーグルToy-Con 2,689円(税込)477MB DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarletパッケージ版/ダウンロード版 スポーツ エロ競技 ビジュアル 写真撮影 体感 やわらか4D 8,424円(税込)4.4GB(セットで9.6GB) 秋葉原クラッシュ!123ステージ+1ボールアクション ブロック崩し ビジュアル 888円(税込)1.0GB 純・電愛「私の瞳を見て!」 ~山内もえ~ビジュアル 恋愛疑似トーク 500円(税込)ソフト内購入あり 104MB 真・電愛「みんなあげる!」 ~さくらえま~ビジュアル 恋愛疑似トーク 500円(税込)ソフト内購入あり 101MB 真・電愛「なにが欲しいの?」 ~北見えり~ビジュアル 恋愛疑似トーク 500円(税込)ソフト内購入あり 96.0MB シノビリフレ -SENRAN KAGURA-体感 ビジュアル 1,000円(税込)ソフト内購入あり 7.4GB
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/6058.html
登録日:2012/01/29(日) 00 41 46 更新日:2024/07/14 Sun 16 54 11 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 MS MSV アッガイ アッグシリーズ エクストリームバーサス ガンダム ガンダムUC ジオン水泳部 ジュアッグ ジュアッグ援護だ! ビームジャベリン被害者の会 攻守に優れたアシスト 機動戦士ガンダム 水泳部 水陸両用 試作メカ 型式:MSM-04G 全高:17.4m 本体重量:137.3t 出力 2,660kw 武装 320mm3連装ロケットランチャー×2 メガ粒子砲×4(諸説あり) 皆さんご存知萌えMSであるアッガイたんのバリエーションである『アッグシリーズ』の一機。初出はMSV。 早い話が放送当時売れに売れまくるガンプラのラインナップ増強のために引っ張り出されてきたアッガイの没デザインである。 デザインは富野のラフを大河原邦男が加筆修正したもの。 その外見は体型こそアッガイに似ているが ・どら焼きを平たくしたような頭部から伸びる象の鼻を思わせるノズルのような何か ・肘関節から先に備えた指を思わせる3門のロケットランチャー など、曲者揃いのジオン水泳部の中でも一際目立つ異色さを放っている。(まだモノアイであるだけアッグガイよりはマシかもしれないが) 本機体はアッガイの試作案を転用し開発された中距離支援用のMSであり、他のアッグシリーズと連携してジャブロー攻略に使用することを想定されていた。 分類上は水陸両用MSであるが重装甲化による重量増などが原因で水中でも活動できなくはないが…というお粗末なもの。 実は兵員輸送用でコックピットが頭部に二つあったという説もある。 バリエーションとしては右腕をゾゴックと同じマニピュレーターに換装した迷彩カラーの機体が存在している。 MSVであるため本編には当然ながら登場せず、 設定上も「アッグシリーズが投入される前にジオンはジャブロー攻略に失敗したため運用されなかった」とも、「実はアッグシリーズは投入されていた」ともされ、元が特殊任務用のためか情報が少なく、設計データの存在は確かなものの実際に建造・配備されたかは疑問視されているという有様だった。なおガンプラでは試作メカと言う肩書き?が付けられていた。 以降、ゲーム作品内における映像(『ギレンの野望 ジオンの系譜』のOPアニメーション)等に登場することはあれど、所詮はMSVが故にマイナーMSの一機。 アッグガイやゾゴックが『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場出来たのに対し、ジュアッグにスポットが当たることなど有り得ず、そして歴史の闇に消えていった・・・ そう、 消えたはずだった ???「ジュアッグ君」 ジュアッグ「はい」 ???「君に頼みがあるんだ。」 ジュアッグ「何でしょうか?僕なんかに」 ???「君はマイナーなMS扱いで全く知名度がないらしいじゃないか。だから「このアニメ」に出てくれないか?もしできたら視聴者も君を覚えてくれる人がいるかもしれないよ。どうだ?やってくれないか?」 「!!出ます!出ます!なのでやらせてください!」 そこに救世主が現れた。 【機動戦士ガンダムUC】 episode4「重力の井戸の底で」に登場。 『ギレンの野望』以来のまさかの登場である。そしてZZに出れなかったジュアッグの初めてのOVA・アニメ初登場である。 このUC4話は連邦・ジオンもトリントン基地、ダカール共にスタッフの暴走と言っていい程にマイナーMSたちが多々登場しその一体としてジュアッグも登場。しかも冒頭部分である。 320mm三連装ロケット砲×2が多連装小型ロケット砲×6に変化。 胸部にはビーム砲が備えられ、実際に使用された。 ジオン残党兵(*1)が搭乗し連邦の首都ダカールへのテロに運用、カプール(*2)を相棒に連邦のMSと交戦。 カプールはあっという間にビームサーベルの餌食になってしまったのに対し、ジュアッグは ・ジムⅡを両腕のロケットランチャーで蜂の巣に。シールドなんて関係無い。 ・ネモのビームサーベルを右腕の砲身で受け止め、左腕で殴ってコックピットを破壊、さらにカプールを仕留めたネモがこちらに向かってくるのを胸部メガ粒子砲で返り討ち。 といった具合に、まさかの大活躍を見せる。 残念ながら直後にジムⅢのビームジャベリンによる不意打ちを受け機能停止に至った。 一年戦争の(一応)水陸両用機で、完全に旧式なのにも関わらず、性能の高いモビルスーツ4機を圧倒し葬ったことから「機能停止?だからどうした」「よく頑張った」と言われる程充分すぎる活躍をした。このことからバイアラン・カスタムと同様に視聴者の記憶に残ったことであろう。 HGUCキットの取説では「彼らがどのような経緯をもって入手したものであるかは定かではないが」とされており、ジオンが建造したものを保管していたとも、一年戦争終結後に設計データを入手して建造したともとれる。(また一部の好事家がレプリカを作った可能性も指摘されている) また劇中の活躍については「覚悟の差」らしい。くだんの取説には「ジオンの魂で機動し~」などとも書かれている。 漫画版のバンデシネでは、ダカール侵攻時にカークスが搭乗。 連邦への憎悪を隠さず猛攻を繰り広げたが、増援としてやってきたジェスタ部隊相手に機体は大破した。 ■ガンプラ 1/144で発売されていたが、1/100ではアッグシリーズの中でなぜかこいつだけハブられる。当時のカタログや封入チラシではちゃんと予告されていたのに… しかし後のUCでの活躍を受け、HGUCでプラモ化を達成。定価1,785円と比較的高額だが、そのぶんパーツ分割も多い。 地味に色分けが優秀で、パチ組みしただけでも胸部メガ粒子砲など細かい部分以外は映像通りの配色になる。 またジュアッグの象徴である鼻はバンダイ驚異のメカニズムでよく動く。 取説には何故かお座りしているあざとい画像が掲載されている。 アッガイと同じく萌えMS路線で売り出すつもりなのだろうか? プレミアムバンダイ限定で、MSV仕様の右腕をゾゴックのマニピュレータに換装したバリエーションが登場。 右腕にはヒートソードなどを持たせることができるほか、左腕の砲身内部の造形もUC版の多連装ロケットランチャーからMSV版の320mm砲弾に改められている。 【ゲームでの活躍】 機動戦士ガンダム Extreme vs. アッガイのアシストの1機として登場。 アッガイの視点正面側に2機が横並びで登場し、ミサイルをばら撒く。 しかもシールド判定があるので、着地やブースト終了時の隙を埋めるアッガイの生命線にもなる。 EXVSMBよりCPU専用で登場したボス機体のシャンブロの武装としても参戦。 こちらは腹部メガ粒子砲を前方に照射する攻撃技で、シャンブロや他アシスト機体の厄介さと比べるとそれほどでもないが厄介。 ガンダムバトルシリーズ アッグシリーズ勢揃いの本作において鬼畜レヴェルの射撃能力を誇り、フル改造されたロケットランチャー×6の同時発射×2連発は、恐ろしい程のダメージを叩き出す。 おまけにメイン射撃がこいつしかないわりにリロード速度が凄まじく、真面目に 弾切れ?なにそれおいしいの? を地でいく。 サブ射撃のメガ粒子砲も4連装なため数値以上の火力を叩き出せ、火力に関しては一年戦争以降も通用するレベル。 難点としては設定通り機動性が劣悪で、水陸両用機は水中だと機動性に補正がかかるのだがそれでも遅い事。 対抗馬は同じく水陸両用重MSのゾックか。 あちらはチートと名高い狙撃ビームを4連装で発射でき、ホバー走行なため少し足周りを改造してやるだけでジュアッグを上回る機動性を発揮できる。 その代わり実弾兵器を持っていないのでIフィールド持ちが苦手なため、差別化はできる。 バトルオペレーションシリーズ 350~500コスト帯の支援機としてリリース。主兵装に三連装ロケットランチャーとアウターシェルバレルを、副兵装に腹部連装メガ粒子砲を装備する。 同コスト帯では目を見張るほどの体力の多さはあるが、足回りは鈍足で格闘性能も脆弱。代わりに最大12連射可能なロケットランチャーの弾幕は魅力的なうえ、メガ粒子砲は射程の短さを補って余りある火力がある。 後に三連装ロケットランチャーとの差し替え武装で速射式小型R・ランチャーも実装され、爆風による当てやすさ重視かマガジン火力重視かで選択できるようになった。 また水中戦が実装され、多くの支援機が水中に入るとレーダー機能低下=味方への敵MS残りHP共有スキルが実質停止するのに対し、ジュアッグは貴重な水中適正持ち支援として水中戦でも味方に敵MSのHPを共有できる。水中戦自体が不人気すぎて出撃機会が少ないのは秘密。 スーパーロボット大戦シリーズ 『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』にて、episode4を再現したステージ、メリダ島ルート48話『重力の井戸の底』にて、敵ユニットとしてズゴック らに混じって2機だけ登場。 エースパイロットになったアムロで2機とも撃墜すると、このステージクリア後のDトレーダーにて販売される隠し機体でもある。 アムロ曰く「カタログでしか見かけない機体」とのことであり、後で回収できることを期待してわざわざ動力部を避けて撃墜していた。 その甲斐あってAG曰く「綺麗に撃墜された」ため、ニコイチして作ったそうな。 その話を聞いたアムロは大喜びし、他のメカ好きや整備班メンバーを呼んでこようと盛り上がっていた。 敵の時は平凡な雑魚だが、味方になると悪くない性能。 なぜか補給装置が付き、アシスト武器の威力が高めで射程も長いためサポート役としてはなかなか優秀。 この頃にはリ・ガズィやリゼル、クシャトリヤが余っているので、高めの装甲やサポート性能で差別化したいところ。 難点はP武器を持たないことと、これ以降は宇宙戦が増える中で宇宙適応が低いこと。 一応、少ないながらもこの後もちゃんと水中ステージがあるので、しっかりと活躍させてあげよう。 続く『天獄篇』では25話のDトレーダーでなぜか売られている。 敵としては登場しないため図鑑埋めには購入が必須であり、安価なので、たとえ使わないにしても迷わず購入しておきたい。 ルート次第ではこの直後に翠星のガルガンティアがメインの展開となるため、さっそく海ステージがやってくる。 思う存分活躍させよう。 『BX』ではイベント時のユニットアイコンのみの登場で戦うことはない。 『V』では残念ながら敵専用。 残念ながらゾゴックはどのシリーズでも登場していない。 ガンダムブレイカー3 3作目にして初参戦したが、一時期は腕部がゲーム中最強のぶっ壊れパーツとして猛威を振るった。 本作における水泳部の腕はシステム上は所謂武器腕であり、ジュアッグの場合は装備すると3連装ロケットランチャーが射撃武器として選択可能になるが、何故かカテゴリがバズーカではなくマシンガンであり、本来なら連射が効かないはずのロケット弾をバカスカと連射できるようになる。 高い火力とパーツの外しやすさもさることながら、EXアクションや覚醒のゲージ回収力もぶっちぎりトップであり、使いこなせれば無限に覚醒することすら可能。 それでいてマシンガン系特有のリチャージ性能も高さも据え置きなのだから手に負えない。 このゲームにおいては同ジャンルのパーツであれば性能差はオプション武装と固有EXアクションの有無くらいであり、同じ強化を施せばパーツ性能も同じとなる。 なので極端に使えないパーツは存在せず、好きなパーツを使って自分だけの機体を心置きなく組める…のだが、 言い換えればジュアッグの腕にも上記の壊れ性能の代償となるスペック上のデメリットが存在しないという、パーツの性能差撤廃が生んだバランスブレイカーとなってしまった。 初期バージョンでは敵が滅茶苦茶固く、1ステージをクリアするのに非常に時間がかかったこともあり、多くのプレイヤーがジュアッグ腕を愛用することとなった。 流石に運営も重く受け止めたのかアップデートで早々に修正され、連射力とそれによるゲージ回収力が低下。 同時に敵の硬さもだいぶ緩和されたため、「ジュアッグの腕に頼れなくなって難易度上昇」といったこともなく、ゲーム自体も常識的なゲームバランスに落ち着いた。 産廃レベルに弱体化したわけではなく、最新バージョンでもしっかり強化すれば普通に使っていける。 マイナーなジュアッグがまさかのバランスブレイカーとなったことは現在でもしばしば話題になっており、次作「Newガンダムブレイカー」のPVで紹介された前作への改善要求(*3)の中にも「ジュアッグ腕」のワードが確認できる。 もっとも、当のNewガンダムブレイカーは3のジュアッグの腕が比較にならないくらい問題だらけの出来栄えになってしまったが… ◇余談 当初、腹の4つの穴は文字設定でも触れられておらず、何の用途に使うのか不明でありスラスターやメガ粒子砲等様々な説があった。 しかしゲーム作品などでメガ粒子砲として扱われて以降、その設定に落ち着いたようで、「重力の井戸の底で」では、きっちりジムを葬っていた。(ただし「元々メガ粒子砲だったかは不明」となっている) なお、『機動戦士ガンダム オレら連邦愚連隊』ではスラスターとして描かれていたりする。 パイロットはイケメン。 ホーク「変わった逃げ足の象妖怪だな……」 更にこのMSを象徴する鼻に至ってはUC劇中でもこれといって解釈も行われていなかった。 というかこれまでの項目でほとんど触れていないように鼻についての設定はアニメに登場してもなお存在していなかった。 漫画などに登場する時はとりあえず排気していたことが多い。まさに鼻。 HGUC開発時にバンダイ開発陣から問い合わせを受けたサンライズスタッフは困り果てた挙げ句に元のデザイン担当の富野由悠季監督や大河原邦男氏にも確認を取った上で排気ダクトを兼ねる可動肢と設定し、そのように取説には記載されている。 本体の頑丈さを考えるとゾウよろしく振り回して敵を殴打するなども使えそうだが、具体的な使いみちなどは決まっていない模様。 追記・修正はジュアッグでネモに勝ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] はじめてみたときはイロモノとしか思えなかったジュアッグやゾゴックが、UCで見るとすごくかっこよく思えてしまうから不思議w -- 名無しさん (2014-04-13 10 58 53) スパロボにも出たな。アムロ曰く「カタログでしか見かけない」機体みたい -- 名無しさん (2014-05-08 21 12 04) ジュ・ア・ッ・グ(はぁと)に反応するアムロw -- 名無しさん (2014-05-08 21 41 19) ↑AG曰く丁寧に撃破してたらしいからなw -- 名無しさん (2014-05-09 12 48 39) 「動力部は避けたから後で回収できるといいな」とか何言ってんすか大尉www -- 名無しさん (2014-05-09 13 12 22) 他のパイロットを連れてジュアッグ買いに行こうとするアムロに笑った -- 名無しさん (2014-05-09 13 35 40) ↑……他のガンダム主人公がフルメタ絡みではっちゃけてたのに大人ポジションだったと思ったら……メカオタクの血が騒いだんですかアムロさん -- 名無し (2014-05-09 17 18 22) 手足、動力部はそのまま。パイロットには―― -- 名無しさん (2014-05-09 21 36 01) 結局あの鼻みたいなの何なの? -- 名無しさん (2014-09-08 22 14 56) ユニコーンだとロケットランチャーが連射式になってたね -- 名無しさん (2014-09-12 00 45 46) プラモのインストだと(こいつのじゃないかもしれないが)ジオン残党兵が「自分たちと違っていろいろ余裕あるのに、古い機体を使わされる前線の連邦兵に、一種の同情を禁じ得ない」みたいなのがあったな。それでさらに練度も低いし、特別信念や勿論執念があるわけでもない、ならば機体の差が勝敗の絶対条件になるわけないね。 -- 名無しさん (2014-10-03 19 25 21) スパロボではなぜか味方になると補給装置が付く。どこのボスボロットですか。射程が長く性能はなかなかだが、当然ながら宇宙適応が低く、参戦するころにはリゼル、リ・ガズィ、クシャトリヤが余っているのでせっかく入手しても使われないことも。もっとも、性能とか関係なくこの機体が自軍で運用できるということが重要なのだが。 -- 名無しさん (2015-01-15 09 28 44) 天獄篇には出してくれんだろうなあ。 -- 名無しさん (2015-01-15 10 11 43) ↑安心しろ、ちゃんとAGが自分たちの思考を読んで用意してくれてるw -- 名無しさん (2015-04-09 11 46 39) 宇宙適応だけ補強してやればサブ用としては案外高バランスだったりするジュアッグ君 -- 名無しさん (2015-04-16 20 47 46) 回収されたジュアッグに狂喜乱舞するアムロとそんなアムロに置いてけぼりにされるAGに盛大に笑った -- 名無しさん (2015-05-03 12 13 40) スパロボで動くジュアッグだけでも感涙ものなのに入手まで出来るなんてスタッフ様には感謝しきれない -- 名無しさん (2015-12-23 04 33 14) 天元突破したり真化融合したりするジュアッグ…想像してみるとすごいシュールな絵面だw -- 名無しさん (2016-01-05 23 10 56) ガンダムブレイカー3でのぶっ壊れパーツ枠がまさかのこいつだと誰が予想した事か -- 名無しさん (2016-03-13 16 04 13) アクシズの脅威で、水中をゆくシーンもなかなかカッコいい。 -- 名無しさん (2018-09-12 19 38 07) バトオペ2だと、やられた際にしりもちついて撃破される演出にちょっと癒された -- 名無しさん (2020-08-02 12 38 42) ↑13 ジェネレータの熱を排気する排気管なのかも? 意外と、開発スタッフが『かっこいいからだ!』と変なセンスをもって、無意味につけた可能性もあるかもしれんが。あれがぴょこんと起き上がってハイメガ粒子砲になったりしたら嫌だなぁ -- 名無しさん (2020-09-23 14 31 36) ジュ・アッ・グ♡ -- 名無しさん (2021-09-11 20 39 17) トニーたけざき先生の漫画で、暴走したこいつらが宇宙人の兵器と勘違いされたのは面白かったなぁ…実際、いきなりこんなのが配備されたら困惑しそうだ -- 名無しさん (2022-02-12 21 50 05) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/226.html
ヴィジュアル3/Late Riser/Good-Cool 迷い出した コトの始まりは 望むものが別と気づいてから 独りきりでそう考えれば こんなはずじゃないとイラつくだけ You… 信じてたはずの 何もかもが 空回りしてるばかり You… 作り笑いにも疲れたら 虚しさを逃れるように 眠りに落ちたまま できればこの場所で 夢でもかまわない しばらく Be A Late Riser Late Riser… Late Riser… Oh… Riser… Yeah!! (long ver.) 迷い出した コトの始まりは 望むものが別と気づいてから 独りきりでそう考えれば こんなはずじゃないとイラつくだけ You… 信じてたはずの 何もかもが 空回りしてるばかり You… 作り笑いにも疲れたら 虚しさを逃れるように 眠りに落ちたまま できればこの場所で 夢でもかまわない しばらく Be A Late Riser Late Riser… Late Riser… Oh… Riser… Yeah!! あせり出した この胸騒ぎは 頼るものが見つけられないから 吐き出したい言葉切り出せば この瞳が やけにギラつくだけ You… 許してたはずの 何もかもが 耐えられなくなるばかり You… 気のない素振り見せたなら まどろみに抱かれるように 眠りに落ちたまま できればこのままで 夢なら覚めないで しばらく Be A Late Riser You… 信じてたはずの 何もかもが 空回りしてるばかり You… 作り笑いにも疲れたら 虚しさを逃れるように 眠りに落ちたまま できればこの場所で 夢でもかまわない しばらく Be A Late Riser 眠りに落ちたまま できればこのままで 夢なら覚めないで しばらく Be A Late Riser Late Riser… Late Riser… Oh… Riser… Yeah!!
https://w.atwiki.jp/qma5kentei/pages/161.html
Q 呂布とともに董卓を裏切り謀殺した、中国・三国時代の人物 『王允』 A おういん Q 中国・後漢末期の武将・袁紹、袁術らの出身地です 『汝南』 A じょなん Q 中国の三国時代に、滅亡寸前の蜀を救うため力を尽くしました 『霍弋』 A かくよく Q 古来から使われている中国の土地の面積の単位 『畝』 A ほ Q 生前の行ないに基づいて死者に贈る称号 『諡』 A おくりな(「し」でも正解) Q 食料や武器などの軍需品の総称 『輜重』 A しちょう Q 『三国志演義』において曹操が愛用していた剣 『倚天の剣』 A いてんのつるぎ Q 中国・三国時代の蜀の丞相諸葛亮が書いた名文 『出師の表』 A すいしのひょう Q 三国志演義」に登場する鳥戈国の王です 『兀突骨』 A ごつとつこつ Q 小説『三国志演義』で夏候惇の死期を予言した方士 『管輅』 A かんろ Q 「諸葛孔明 時の地平線」などの歴史漫画で知られる女流漫画家 『諏訪緑』 A すわみどり Q 魏の郭淮に討伐された中国・三国時代の羌族の長です 『蛾遮塞』 A がしゃさい Q 発石車という兵器を発明した「三国志演義」に登場する武将 『劉曄』 A りゅうよう Q 孫権の命で、甘露寺で劉備を暗殺しようとしました 『賈華』 A かか Q 「三国志」に登場する曹拝丕、曹植らの母親です 『卞』 A べん Q 劉備亡き後、隆禅に仕え蜀を支えた中国・三国時代の政治家 『郭攸之』 A かくゆうし Q 陳寿の書いた歴史書「三国志」に数々の注釈を付けた人物 『裴松之』 A はいしょうし Q 戦場で敵将を罵るときなどに使う言葉です 『匹夫』 A ひっぷ Q 名軍師・郭嘉を父に持つ、中国の三国時代、魏に仕えた政治家です 『郭奕』 A かくえき Q 「黄巾の乱」鎮圧に尽力した後漢の大将軍 『何進』 A かしん Q 司馬懿、司馬昭の元で活躍した中国・三国時代の武将です 『王昶』 A おうちょう Q 「破竹の勢い」の由来にもなった中国・三国時代末期の晋の武将 『杜預』 A とよ(「どよ」でも正解) Q 曹操のいとこにあたる中国・三国時代の武将 『夏侯惇』 A かこうとん Q 『三国志演義』にも登場する諸葛亮の息子です。 『諸葛瞻』 A しょかつせん Q 中国の三国時代に、屯田制の普及を推進した魏の政治家 『棗祗』 A そうし Q 『三国志』に由来する、手柄を立てる機会がないことを嘆く言葉 『髀肉の嘆』 A ひにくのたん Q 蜀の軍師・ほう統はこう呼ばれていました 『鳳雛』 A ほうすう Q 中国の三国時代のように三者が互いに対立している状態です 『鼎立』 A ていりつ Q 207年に曹操の討伐を受けた北方民族 『烏桓』 A うがん Q 娘を三国時代の名軍師・諸葛亮に嫁がせました 『黄承彦』 A こうしょうげん Q 「三国志演義」で諸葛亮の火計で夏候惇らが大敗しました 『博望坡』 A はくぼうは Q 蜀を攻略する際に活躍した中国・三国時代の魏の武将です 『鍾会』 A しょうかい Q 中国・三国時代の呉の初代皇帝・孫権の長男 『孫登』 A そんとう Q 187年に長沙で反乱を起こすも孫堅に鎮圧されました 『区星』 A おうせい
https://w.atwiki.jp/msbr/pages/88.html
幻燈蝶蛾銀河帝国 ◆5.g1Aj/XLM 漆黒の闇に包まれた森のその奥深く。 その闇をさらに凝縮したかのような人影が2つ、佇んでいた。 かたや全身を黒き甲冑に身を包み、仮面にて顔を隠し不気味な呼吸音を繰り返す騎士。 銀河にその名を轟かせたダース・ベイダー。 かたや黒きローブに身を包んだ老人。 銀河帝国皇帝にしてフォースの暗黒面を支配するシスの暗黒卿、ダース・シディアス。 バトルロワイアルというシステムに組み込まれたことに対する二人の戸惑いは、無いとは言い切れない。 しかし両名ともにこのような危機に直面したことはこれまでいくらでもある。 誘拐されて幽閉されたことなど数えきれない。 丸腰で大怪獣の目の前に突き出されたこともあった。 その危機をすべて機知と勇気と技量によって克服してきた二人にとって、この状況は狼狽するモノではない。 そう、考慮すべきは銀河帝国の深奥、余人の手の届くところにないはずの銀河皇帝を誘拐せしめた主催者の手際なのである。 皇帝といえど、かつてはグランドマスター・ヨーダの暗殺を身一つで撃退したシディアスを、である。 しかも銀河有数の腕利きであるダース・ベイダーごと。 尋常の手合いでないことは確かであろう。 そしてそれほどのことをやってのけたあの主催者の名を、シディアスは知らなかった。 銀河の表も裏も熟知しているシスの暗黒卿が。 皇帝は自らの情報網の至らなさ、そしてこのような手練をみすみす見逃していた自分をしばし恥じたのちに、ふと想起した。 かつてフォースより警告されていた予知である。 銀河系外からの侵略者 馬鹿げた予知とは思っていたが準備を怠っていたわけではない。 なにせフォースである。 宇宙の意志なのだ。 絶対である。 それが為もあって銀河帝国を一枚岩として成立させた。 軍事力を一つの意思にまとめ上げ、外敵の侵入に備えた。 抑止力としては強大すぎるデススターの建設そして再建を急がせたのも、未知の敵に備えてのものである。 そして今現在置かれた状況と主催者の未知なる力も、既知外の力のなせる業と考えるのならば合点は行く。 予知は的中したのだ。 皇帝にとっては全くありがたくない、おそらくは最悪に近い形で。 無論、己の無力を宇宙人などという馬鹿げた妄想に責任転嫁している、という思考も脳の端にはあるが。 ともかくもこの場に空気はあり、適温適湿で呼吸も問題なく出来る。 そのような環境で居住可能な惑星など銀河には数が限られている。 惑星でなくとも50人を超える人間が主催者曰く最大3日も生活できる宇宙船、宇宙ステーションも限られている。 今までの所ハイパースペースに入った様子もないので、現在地は未だ銀河系内であろう。 ならば皇帝不在の緊急事態に、帝国軍はこぞって捜索隊を出し、ここを探し当てる。 それにかかる期間は… 「捜索隊がここを見つけ出すまでに3日、というところでしょうか陛下」 黒衣の騎士が皇帝の意思に気付いたかのように告げた。 フォースの使い手が他人の思考を読むのは別段不思議なことではない。 意思の集合体であるフォースを操るということは、人の意思を感知できるということだからである。 ただ達人は自らの意思を気付かせない。 シディアスが同じくフォースを操るジェダイたちを出し抜いてきたのは意思の隠蔽が敵対する誰より巧みであったからだ。 その彼が自分より力も技術も劣る弟子に、思考を悟られるわけがない。 単に思考の帰結が同時に達しただけのことだ。それも気にくわないことではあるが。 シディアスは自分を納得させると、鷹揚に肯いた。 「このふざけたゲームが終了するまで、臣民は我らを見つけ出すことが出来ぬ、ということだな」 最後の一組が主催者の言うとおり無事に帰される可能性もなきにしもあらず。 ただ他人を信用するということがない皇帝にとって、主催者が約束を守るとは考えられなかった。 ならばどうするか。 脱出か、主催者の打倒である。 そのいずれにしても人智を超えた主催者を出しぬく必要があり、それは非常に困難に思えた。 だがそれは彼個人の力のみで考えた場合である。 他人を利用し使役し支配することに関して、銀河において彼の右にでるものはないであろう。 その才を最大限に利用し、他人を踏み台にすれば目標の達成は決して無理なことではない。 幸運にもここには自分の意のままに動く男がいる。 しかも銀河においてこれ以上の人材もない。 …いや、支給された名簿に、そして彼が知りうる限りにおいてももう一人、匹敵する人間が居た。 「陛下、名簿を見た限りルーク・スカイウォーカー。きゃつめもこの会場内に居るようです フォースの力がこの場においては若干弱まるせいか、これほど狭い空間にいるのに居場所を探れませんが」 光のフォースを操るボランティア軍の英雄にして、帝国最大の邪魔者。 グランドマスター・ヨーダ亡き今、暗黒面を脅かす、ただ一人のジェダイマスターである。 またしても思考を先読まれたかのような錯覚に陥ったシディアスは苦虫を噛み締めるかのように声を絞り出す。 「あやつの力は非常に有用。状況の打開のためにも出来れば暗黒面に引き入れたいものだ」 皇帝の言葉に黒衣の騎士もまた肯く。 強大なフォースの使い手は、また暗黒面に近づく。 困難な状況であればあるほど、彼の者は力を求め、その求めは必ずやフォースの暗黒面に至るであろう。 かつてジェダイの戦士として活躍したダース・ベイダーが暗黒面へと堕ちたのと同様に。 ましてやルークは暗黒面に興味を持っている。 なぜなら彼の父アナキンこそ、皇帝の傍らにて忠誠を誓う黒衣の騎士、ダース・ベイダーその人だからである。 シディアスがアナキンを虜としたのはアナキンの妻であるパドメの寿命を示唆してのことであった。 軍門に下ればパドメの死を回避することができる、と。 結果アナキンはシディアスの部下となり、ダース・ベイダーとなった。 状況としては今はその時と似ている。 バトルロワイアルという困難な状況。肉親というコマが手元にある有利。 なによりも血が、ジェダイを裏切ったアナキンの血が、ルーク・スカイウォーカーには流れている。 蕾はすでに開花の瞬間を待っている。あとは両者が邂逅するのを待つのみ。 そして彼らの出会いはフォースが導くであろう。 銀河という拡大し続ける広大な舞台ではない。地図が示すとおり、広いといっても限りのある空間だ。 シディアスとベイダーとルーク。 三者は必ずや出会うであろう。 これは運命であり、必然である。 そして銀河を代表する三人のフォースの使い手が揃えば、困難など存在しない。 最悪でもベイダーとルークを使い潰せば、悠々とこの場を脱出することができるであろう! 「支給品に武器は一つでした。他はどうでしょうか」 眩しい未来予想図に水を刺すかの如く、ダース・ベイダーは大剣を取り出して告げた。 支給品はすでに確認済みである。 残念なことに手持ちの武器は見当たらなかった。 優美なライトセイバーや、野蛮なブラスターでもあれば先の展開も進めやすかったが致し方ない。 「いや、残念ながら有用なものはない」 無論自衛だけを考えるならば皇帝にとってはライトセイバーすら必要ではない。 シスの暗黒卿が両腕から放つ「シスの雷」は強力無比であり、ストッピングパワーに優れた武器である。 両手両足を機械のものと置き換えているベイダーには不可能な技。 そして師匠と弟子を分ける絶対的な壁がそこにある。 シディアスもこの技を習得することによって、師であるダース・プレイガスを越えたことを自覚し、師の闇討ちを決意させた。 彼にとってこの技を習得し得ないベイダーは相手ではなく、それが故に裏切られても返り討ちにする自信があった。 フォースによる先読みに関してもシディアスのそれはベイダーを上まっており、不意を突かれる危険性もない。 第一、帝国内においては皇帝は絶対である。 もしベイダーが皇帝を弑逆しようものなら、決定的な混乱に陥るより圧倒的に早く帝国軍がベイダーの息の根を止めるであろう。 師匠を殺すということは、殺した後の未来を生きるという事である。 ソレが見込めないのならば師匠殺しをする必要はない。 それにそのような思考に至らぬように、弟子へのマインドコントロールも万全にしておいた。 かつての自分と同じように弟子に殺されるという失態はありえない。 帝国内においては。 そしてここは帝国内ではない。 ■ 「ならば貴様にワシを止める力はないということだ!」 黒衣の騎士は大剣を手に疾風の如く飛びかかる。 数瞬前ではあるが、その襲撃をフォースによって予知していたシディアスは剣の軌道から身を反らす。 半歩体を躱しただけではあるが、これで十分であると判断した。 そして無様にも空振りに終わった斬撃に身体を引っ張られた愚かな弟子めがけて、雷を投げかければ大勢は決する。 確信を持って身を捻った皇帝の身体を、白銀の残光を伴って斬撃が通りすぎる。 だが上段より袈裟懸けに振り下ろされたそれは、シディアスの脇腹を切り裂いた! 斬られた者、そしてなにより打ち下ろした者に衝撃が走る。 シディアスにとっては確実に避けられた攻撃である。 ベイダーにとっては牽制にすぎない一撃である。 しかし当たった。 当たっただけでなく左腕を支える左脇腹の筋をえぐった。 シディアスの左腕が痺れるように痛みを発し、興奮状態であるというのにもはや力が入らない。 実際の痛みや傷、左腕の状況など問題ではない。 問題なのは確実に避けられた攻撃を一撃を食らったということ。 混乱した。 フォースによって得られた先読みの力が意味を為していない! 驚愕が両者を支配した。 どういうことなのか分からない。 今が生死を分かつ瞬間だというのに体が動かない。 時間にすれば極僅か。 一秒にも満たない。 刹那といっていい。 二人にとって見れば永遠とも言える時が過ぎ… 硬直をより早く抜け出たのは襲撃者。 ベイダーがシディアスより身体を自由に出来た時間は数瞬であろう。 しかし達人にとってはそれで十分であった。 大上段に構え、一直線に振り下ろす。 わずかに身体をのけぞらせて脳天への攻撃は避けたものの、みぞおちから下をローブもろとも一文字に切り裂かれる。 醜く老いさばらえたシディアスの顔が、そして腹圧によって腸がこぼれ出る。 苦痛と言うよりは驚愕に彩られたシディアスの顔は、だがしかし勝利を諦めてはいなかった。 とっさのバク転により距離を取ると右手にフォースを集め雷を纏う。 死に瀕してこのようなアクロバティックな動きが取れるのも彼がアタールの使い手であるからであろう。 詰めに入る直前に距離を取られる失態を晒したが、シディアスが機動力によって先を取るアタールの達人であるならば、 ベイダーは攻撃と爆発力に特化したドジェム・ソの達人。 大剣の切っ先に全体重を乗せて疾走し突進する。 それはシディアスから見れば隙だらけ。ベイダーの一撃が届くよりも早く雷が彼の身体を貫くはず! 「アァァァンリミテッド・パゥワァァァァッッー!」 シディアスの叫び声とともに雷光が迸った。 ◆ 雷光はベイダーを捉えたものの、その突進を止めるに至らなかった。 大剣を伴ったベイダーの一撃は銀河帝国を統べる皇帝の身体を貫き、黒き血が背中より盛大に吹き出した。 シディアスの身体中から血が吹き出る。 まるで身に湛えた膨大なフォースが吹き出ていくかのように。 「何故…だ…。雷は貴様を捉えたはず…」 「この地はフォースの力が僅かに弱まる」 崩れ落ちるシディアスの身体を見下すようにベイダーは続ける。 「ならば貴様をあと一歩にまで追い込んだメイス・ウィンドゥ。その流派ヴァーパッドならば貫ける。そう判断した」 倒れたシディアスの身体から大剣を引き抜き、右腕を切り裂いたのちにトドメの一撃を放たんと振りかぶる。 「ワシはメイスが貴様に肉薄するさまを一番近くで見ていたからな」 メイスがシディアスに及ばなかったのは、他ならぬベイダーがメイスを裏切った為であるが。 「なぜ…余を…裏切った…」 シディアスの頭に残るのは「なぜ?」の二文字のみである。 中でも強烈な疑問を最期に口にした。 「パドメの、仇だ!」 理不尽な答えと共に振り下ろされた一撃で、銀河帝国皇帝はその一生を閉じた。 ■ 身体のダメージを慎重に測り、大した傷でないことを確認したベイダーは大剣を支えに立ち上がった。 積年の恨みを晴らしたというのに笑みも浮かばないのは、もはや哄笑する事すら出来なくなってしまったからなのか。 オビ=ワン・ケノービによって身体の大部分を欠損し、全身にくまなく火傷を負い、身体の殆どを機械に組み替えた。 施術の最中麻酔も掛けられず、生きながらに皮を剥がされ、甲冑の中に付けられた生命維持装置無くしては死んでしまう身体。 復讐を果たした喜びを体全体で表現できないのは、身体同様に心まで機械になってしまったからなのか。 冗談ではない。 自分はまだドロイドではない。 ドロイドであるならばパドメのことなど既に忘れてしまってるはずだ。 ダース・シディアスを裏切ったのはパドメを失った怒り、だけではない。 帝国から密室に切り離された皇帝という状況。 皇帝殺しを衆人が環視せぬ状況。 フォースが若干弱まる状況。 自分が武器を持ち、シディアスが持たないという状況。 シディアスすら出しぬく主催者の「優勝者のどんな願いでも叶える」という甘言。 主従システムと主人ルークという状況。 そしてなによりルークがこの場にいるということ。 息子を手に入れることが出来る状況だったということ。 パドメを失った穴を、ベイダーは埋めたがっていた。 それを息子ルークに求めていた。 妨害なしにそれを為せる状況にあるというのならば、もはやベイダーに躊躇する必要はなかった。 故にルークと自分の間に立ちふさがる最大の障害であるシディアスを殺した。 それを容易にせしめたのは初手の一撃。 ベイダーにとって見ても、あの一撃は不可思議であった。 まるで剣先が伸びたかのような…奇妙な手応えであった。 ともあれ有用な武器を得たことは確か。 障害を取り除いたからには一刻も早くルークと合流し、C3POなどというポンコツを破壊してルークと主従の交わりを得る。 あとはシディアスが考えていたように、ここより脱出して銀河帝国皇帝の座につく。 もしそれを阻むものがあれば、自らの手で打ち砕くのみ。 「パドメ、ワシとルークを見守っていてくれ」 自らの身勝手と不義により失われた最愛の人を思い、黒衣の騎士の旅が始まる。 【D-4/森/1日目-深夜】 【従:ダース・ベーダー@スター・ウォーズ】 [主従]:なし [状態]:健康、死亡まで残り12時間(主人を確定すれば解除) [装備]:国重@戦国BASARA、(基本支給品、不明支給品x3) [方針/行動] 基本方針:ルークを見つけ出して会場より脱出する。 【ダース・シディアス@スター・ウォーズ 死亡】 前:謀略の夜 投下順に読む 次:Preparation 前:謀略の夜 時系列順に読む 次:Preparation ダース・ベーダー 次:悪鬼夜行 ダース・シディアス 死亡 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1868.html
14 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 06 15 ID 2Zg9Ktfl その日の朝も、梅雨時にしては晴れていた。 夏の日差しの下、煩わしい雨から解放された人々が、何かに憑かれるようにして道を急いでいる。 しかし、そんな空模様も、夕刻になれば様変わりするものだ。 昼過ぎには空一面を覆ってしまった灰色の雲は、今や大粒の雨を辺り一面に撒き散らしていた。 雨の多い季節とはいえ、誰もが常に傘を持ち歩いているわけではない。 朝の天気だけ見て油断した生徒達が、それぞれに文句を言いながら下校して行く。 折り畳みの傘を持っている者は良いが、そうでなければ雨宿りだ。 「やれやれ……。 こんなことなら、今日は歩いて来るんだったかな……」 軒先に滴る雫を眺めながら、陽神亮太はうんざりした顔をして言った。 通学に自転車を使っている亮太にとって、この季節の雨は天敵である。 朝、晴れていると思って自転車を使えば、今日のように夕方からは雨が降り出す始末。 傘を差して自転車に乗るのは危険だし、かと言って、屋根もないような学校の駐輪場に自転車を放置しておけば、瞬く間にチェーンやギアが錆びついてしまう。 生憎、今日は折りたたみ傘を鞄に入れて来るのを忘れてしまった。 その上、置き傘の類もない。 「仕方ないな。 濡れるの覚悟で、自転車で帰るしかないか」 諦めにも似た独り言をこぼし、亮太は下駄箱の中から自分の靴を引っ張り出した。 この視界が悪い中、自転車で帰る事を考えると気が滅入ったが、それも仕方のないことだ。 そう、亮太が思った時だった。 「あ、あの……」 自分が声をかけられたと気づくのに、数秒の時間を要した。 亮太が振り向くと、そこにいたのは黒い傘を胸に抱えた少女。 昨日、わざわざ自分にジャージを届けに来た、月野繭香だった。 「月野さん? どうしたの、こんなところで?」 「陽神君、今日は自転車だったんですね。 だったら、調度いいです。 この傘、先日お借りしたものですけど……今、お返ししますね」 そう言って、繭香は亮太に傘を手渡した。 まさに渡りに船といった状況だったが、それでも亮太は、不思議そうな顔をして繭香を見る。 見たところ、繭香は自分に手渡した他に、傘を持っていない。 通学にはバスを使っているようだったが、それでも傘なしで帰るわけにはいかないはずだ。 15 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 07 58 ID 2Zg9Ktfl 「ねえ、月野さん。 傘を返してくれたのは嬉しいけど、君は大丈夫なの? 学校にはバスで通っているみたいだけど、君だって、傘がなければ困るんじゃないか?」 「は、はい……。 ですから……よかったら、一緒に帰りませんか?」 「一緒にって……そう言われてもなぁ……。 俺、自転車だし……。 月野さんと一緒にバスで帰って、自転車を雨ざらしにするわけにもいかないよ」 「それなら平気です。 実は、今日は私もバスの定期券の期限が切れてしまって……。 今日だけ切符を買うのも勿体ないから、歩いて帰ろうと思っていたところなんです」 「そうなの? だったら、別に問題ないかな。 どっちにしろ、俺も自転車を押して帰らなきゃいけないし……」 繭香の言葉に、亮太は何ら疑問を抱かずに頷いた。 そんな彼の姿を見て、繭香も思わず笑顔を返す。 定期券の期限が切れたというのは、実のところ嘘だ。 ただ、亮太と一緒に帰るためには、そのくらいの嘘も必要だと思った。 どのみち、自分は既に多くの者を欺いて生きているのだ。 それに比べれば、この程度の嘘など可愛いものではないか。 亮太も傘がなくて困っていたようだし、別に咎められるような事をしているわけではない。 「それじゃあ、俺は自転車を取ってくるから。 月野さんは、ちょっとここで待っていてくれよ」 繭香から渡された傘を片手に、亮太の姿が駐輪場の方へと消えてゆく。 その後ろ姿を見送る際、繭香の胸の中を、ほんの少しだけ寂しい気持ちがよぎった。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 降り続く雨の中、一つの傘の下で身を寄せ合って歩く少年と少女。 少年は自らの傍らにある自転車を押し、少女の歩調に合わせて足を進める。 路線バスで十分程かかる道は、歩いてゆくと、それなりに距離のあるものだった。 いつもは、バスの座席の上でまどろむ暇もなく通り過ぎてしまう通学路。 それも、こうして歩いてみると、なかなかに遠く感じられるものである。 だが、今の状況は、繭香にとってはむしろ好都合だった。 こうして他愛もない話をしながら、亮太と同じ時を過ごせるのだから。 「ねえ、月野さん。 君の家って、どの辺りなの?」 「森桜町のバス停から、少し歩いた場所です。 電車の駅まで遠いから、使うのは、いつもバスなんですよね……」 「それ、ちょっと不便だね。 俺みたいに、自転車で登校したりとか、考えないの?」 16 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 09 08 ID 2Zg9Ktfl 「たぶん、無理だと思います。 今日みたいに雨が降った時は、さすがに自転車を使うのは危ないですし……」 「そっか……。 まあ、それもそうだな。 雨の日は視界も悪いだろうから、転んでケガでもしたら大変だし」 繭香の言葉に、亮太は妙に納得した表情で頷いた。 彼にしてみれば、何気なく言った一言。 しかし、それを聞いた繭香は、亮太の言葉を純粋に嬉しく思った。 今まで、自分に向けられてきた心配は、裏を返せば心配している者自身の保身だった。 親も、友人も、教師も、その誰もが、繭香が傷つくことで自分が恥をかく、もしくは自分が責められることを恐れていた。 己の可愛さ故に向けられる、歪んだ同情。 そんなもの、繭香は欲しいとも思わなかった。 ただ、亮太のように、本心から自分の事を心配してくれる者が欲しかった。 妙な損得勘定は抜きに、真っ直ぐに自分を見てくれる人と話したかった。 学校でのこと。 趣味の話。 好きなものや、嫌いなものについて。 僅かな時間の間でも、こうした話ができる相手と一緒にいるのは楽しかった。 未だ、堅苦しい敬語を交えた言葉でしか話せないものの、自分から積極的に他人とかかわろうとしてこなかった繭香にとって、これは大きな前進と言える。 もっとも、それは亮太の持っている、誰にでも対等に向き合おうとする姿勢があるからこそ出来たことなのかもしれないが。 気がつくと、既に雨は止んでいた。 空は未だ灰色の雲に覆われていたが、とりあえず、傘を差して歩く必要はなさそうだ。 「雨、止んだみたいだな」 「そうですね。 でも……」 「それじゃあ、俺はこの辺で失礼するよ。 傘、わざわざ持ってきてくれてありがとう。 今日は、月野さんのお陰で助かった」 「私はただ……お借りした物をお返ししただけですから……」 自分が本当に言いたかった言葉の続き。 それを口にするには、まだ少しだけ勇気が足りなかった。 本当は、最後まで一緒に帰りたかったのだが、今日のところは仕方がない。 つくづく、梅雨の空とは、移り気で気まぐれなものだと思う。 17 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 10 24 ID 2Zg9Ktfl ふと、繭香が足元を見ると、そこには見た事もない花が揺れていた。 いや、見た事もないというのは、少々語弊があるだろう。 どこかで見た事があるのだろうが、その時は、さして気にも留めずに通り過ぎていただけなのかもしれない。 雨露に濡れ、葉の先から小さな雫を垂らしている素朴な花。 曇天の薄暗い空の下、黄色い花の色だけが、やけに映えて見えた。 「へえ、マツヨイグサじゃないか。 こんな場所にも、咲いているんだな」 花に見とれている繭香の後ろから、亮太が声をかけた。 どうやら彼は、この花の名前を知っているようだ。 「マツヨイグサ?」 「そうだよ。 宵を待つ草って書いて、マツヨイグサ。 普通の植物と違って、夕方から夜にかけて花を咲かせるんだ」 そう言われて、繭香は改めて足元の花を見つめた。 確かに、亮太の言う通り、この花は今しがた蕾を開いたばかりのようだ。 夕刻が迫ると花を畳んでしまうようなアサガオやヒルガオとは違い、これからが自分の時間だとばかりに、精一杯に花開いている。 「陽神君、お花に詳しいんですか?」 繭香が亮太に聞いた。 今時の高校生で、植物に詳しい男子生徒などは珍しい。 「いや、別に俺も、そこまで詳しいわけじゃないよ。 ただ、田舎の爺ちゃんの家に行った時、たくさん咲いているのを見たから。 それで、覚えていただけさ」 「そうなんですか。 でも、変わった花ですね。 昼間は大人しくしておいて、夜になると花を咲かせるなんて」 「まあ、確かにそうかもね。 でも、他と少しだけ違っていることなんて、どんな世界にでもあるものだろ? 人間だって、植物だって、それは同じだよ。 だから、俺は別に、変わった花とは思わないけどな」 あくまで、さらりと流すようにして言う亮太。 そんな言葉の一つ一つでさえ、繭香には心地よく感じられた。 変わり者を奇異の目で見て拒絶するのではなく、そのままの姿を受け入れる。 そんな事ができるのは、やはり亮太の持つ一種の才能なのかもしれない。 そして、それは繭香にとって、亮太が自分の心の枷を外してくれるのではないかという、淡い期待を抱かせることにも繋がっている。 梅雨の日の空気は、湿って重い。 それでも、亮太を見送る繭香の周りからは、陰鬱で湿った空気は消え去っていた。 18 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 11 43 ID 2Zg9Ktfl それから数日は、とくに何事もなく穏やかに過ぎ去った。 六月の長雨は止むことなく、今日も妙に生温かい雫を街に振りまいている。 数日前の気まぐれはどこかへ消え去り、当分の間、太陽の姿は拝めそうにない。 その日、繭香が亮太の姿を見かけたのは、偶然からのことだった。 昼休み、購買部へ足りなくなった学用品を買いに行ったところ、たまたま亮太と鉢合せたのだ。 「あっ、陽神君」 「ああ、月野さんか。 もしかして、月野さんも購買部のパンを買いに来たとか?」 そう言う亮太の手には、少し潰れて形の歪んだ焼きそばパンが握られていた。 「いえ、私はただ、ノートを買いに来ただけですから」 「そうなんだ。 まあ、この時間のパン売り場は、女の子には近寄りづらいかもしれないね。 俺も、さんざん押されまくった挙句、手に入ったのはこれだけだったし……」 学校の購買部は、昼ともなると人で溢れかえる。 運よく早めに辿り着ければ良いが、そうでなければ、満員電車のような人の壁を押しのけた挙句、残り物を掴まされることになるのだ。 今日、亮太が手に入れたのは、最後に余っていた唯一の焼きそばパン。 それ以外は、既に他の生徒達によって、買われてしまった後だった。 育ち盛りの高校男子にとって、これでは昼食として、いささか物足りない もっとも、繭香にとって、これは好機以外の何物でもなかったが。 「あの、陽神君。 もし、よかったら……お昼、私と一緒に食べませんか?」 「月野さんと? まあ、俺は別に構わないけど……。 この雨じゃあ、外で食べるってわけにもいかないよな……」 「それだったら、生徒用の休憩室で食べませんか? あそこなら、この時間でも空いていると思いますから」 「そうかい? だったら、ここは月野さんにお任せしようかな」 そう言って、パンを片手に繭香と一緒に歩きだす亮太。 生徒用の休憩室は、購買部と同じ一階にある。 普段は殆ど使用する者がおらず、昼食時でも人影はまばらだ。 自販機の類こそ置いてあるものの、食堂とは違い、テーブルの数も少ない。 そのため、飲み物を買う時を除いては、あまり使われることのない場所だった。 19 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 12 45 ID 2Zg9Ktfl 一階の角にある休憩室は、どことなく日陰になっていて薄暗い。 もっと明るい造りにすれば、人も集まり易いだろう。 そう思った繭香だったが、今は他の生徒がいない事が、返って好都合だった。 休憩室の窓から見える花壇に、アジサイの花が雨に濡れているのが見える。 それを横目に、亮太と繭香は向かい合うようにして席についた。 「ねえ、陽神君。 もしかして……今日のお昼、それだけなんですか?」 亮太の手元にある焼きそばパンを見て、繭香が心配そうに尋ねた。 「ああ、そうだよ。 今日は、ちょっと四限の授業が長引いてさ。 慌てて購買部に向かったんだけど、残念ながら、これしか買えなかったよ」 「そうなんですか……。 あの……。 もし、よろしければ、でいいんですけど……」 「なに?」 「私のお弁当、少し食べていただけませんか? 私、小食だから……いつも残してしまっていて、少し勿体ないと思っていたんです」 これは、嘘ではなく本心だった。 繭香の弁当は、早朝にやってくる家政婦の人が作っている。 夕食の時もそうなのだが、どうもあの家政婦は、繭香の食べる量というものを誤解しているらしい。 「なんか、こっちがねだっているような気がして悪いな。 でも、折角だし……月野さんがいいって言うなら、今日はもらってもいいかな?」 「はい。 それじゃあ、遠慮なくどうぞ」 自分の作った物でないというのが少し寂しい気もしたが、それでも繭香は、亮太のために何かできた事だけでも嬉しかった。 今までは、頼まずとも周りが自分のために何かをしてくれた。 しかし、それはあくまで、外向きに作り上げた繭香の姿に対して向けられたもの。 名前や外見に関係なく、純粋な気持ちから手を差し伸べてきたわけではない。 そんな自分が、今は亮太のために何かができる。 傍から見れば些細な事かもしれないが、繭香にとっては重要だった。 先日の帰りと同じように、互いに談笑しながら食事をする亮太と繭香。 周りに他の生徒もいないためか、繭香もいつも以上に気兼ねなく話をしていられる。 ところが、そんな二人の会話を遮るようにして、唐突に携帯電話の着信音が鳴り響いた。 音の主は亮太の携帯らしく、ポケットから取り出した電話を慌てて開く。 20 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 13 48 ID 2Zg9Ktfl 「あっ、しまった!! ちょっと、ゆっくりし過ぎたかも……」 「どうしたんですか、陽神君?」 「俺、昼休みに、友達に宿題を教えることになってたんだよね。 図書室で待たせてたの、すっかり忘れてた!!」 「そうですか……。 だったら、仕方ないですね……」 「ごめんね、月野さん。 今日の借りは、必ずどこかで返すからさ」 そう言うと、亮太は携帯をズボンのポケットにねじ込んで、そのまま鞄を手に休憩室を出て行った。 後に残された繭香は、独り窓の外のアジサイを眺めながら溜息をつく。 別に、自分は亮太の彼女でも何でもない。 なによりも、彼とはまだ出会って日も浅い。 それなのに、この寂しさはなんなのだろうか。 (私は……もっと、陽神君と一緒にいたいのに……) 誰かと一緒に同じ時間を過ごす。 今までは、ただ煩わしい事としか思わなかった。 あの日、亮太の自転車に乗せてもらう、その時までは。 清らかで穢れのない、誰にでも笑顔で接することのできるお嬢様。 そんな作り物の姿に関係なく、人として対等に向き合ってくれた亮太。 その存在は、今や繭香の心の中で、代えの効かない程に大きなものになっていた。 21 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 14 35 ID 2Zg9Ktfl 早朝から降り続く雨は、夕刻になっても止む気配を見せなかった。 それどころか、校舎の外に響く雨音は、ますますその強さを増しているようにも感じられる。 その日の授業を全て終え、亮太は足早に下駄箱へと向かっていた。 天気予報によれば、今日は夜から雨の降りが激しくなるという話である。 あまり遅くまで学校に残っているのは、自転車の使えない亮太にとって望ましいことではない。 「ねえ、亮太。 悪いんだけど……生物と化学のノート、ちょっと貸してくれない?」 隣を歩きながら、亮太にノートの普請をしてくるのは理緒だ。 この歳の少女にしては、理緒は悪筆な方である。 その上、整理整頓も決して上手くない。 故に、暗記系科目の重要事項をまとめるためには、もっぱら亮太のノートに頼っているのが現状だ。 「仕方ないな。 でも、俺も明日は授業でノートを使うから。 悪いけど、三限が始まるまでには返してくれよ」 「大丈夫、大丈夫。 どうせ、その辺のコンビニでコピーを取るだけだから」 「やれやれ……。 少しは自分でも努力するってことを、いいかげんに覚えてくれよな……」 大げさに肩をすくめ、亮太は渋々とノートを理緒に差し出す。 こんな事は既に日常茶飯事なのだが、それでも一方的に利用されているだけのように思ってしまうのは気のせいか。 いつか、ノートの使用料でも、本気で請求してみようかと思うくらいだ。 嬉々とした表情でノートを鞄に仕舞いこむ理緒を他所に、亮太は下駄箱で靴を履き変えた。 傘立てから飾り気のない黒い傘を取り、そのまま外へ出ようとする。 が、外の激しい雨からふと目を逸らした瞬間、亮太の脚が思わず止まった。 「あれ、月野さん?」 そこにいたのは、月野繭香だった。 白い、少々高級感の漂う傘を手に、誰を待つともなく佇んでいる。 繭香は亮太の姿を見つけると、直ぐに軽く頭を下げて、笑顔に溢れた表情のまま近づいてきた。 「陽神君、もう帰るんですか?」 「ああ、そうだよ。 今日は、なんだか雨が激しくなりそうだからね」 こうして話している間にも、外の雨音はますます強くなってきているようだった。 どうやら風も強くなっているらしく、ガラス窓を雨粒が叩く音が、そこかしこから聞こえて来る。 「あの、陽神君。 もし、よろしければ……今日も……」 そう、繭香が言いかけた時だった。 22 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 15 28 ID 2Zg9Ktfl 亮太の後ろから、繭香の知らない女子生徒が姿を現した。 その少女、天崎理緒は、鞄を肩にかけながら、亮太に向かい急かすようにして言う。 「ほら、何やってんのよ、亮太。 雨、酷くならないうちに、早く帰ろう」 「ああ、ごめん。 ちょっと、この娘と話していただけだから」 「この娘って……。 亮太、あなた、この娘が誰だか分かって話してるの!?」 「誰って……。 同じ、一年生だろ? そう言う理緒こそ、月野さんのこと、何か知ってるのか?」 「知ってるもなにも……月野繭香って言ったら、女子の間では有名なお嬢様よ」 理緒の視線が、亮太を挟んで反対側にいる繭香に向けられた。 月野繭香の名前は、一年の間でもそれなりに有名だ。 今時、珍しいくらいに清純で、穢れを知らないお嬢様。 それ故に、多くの男子生徒を魅了しながら、誰一人として近づくことを許されない高嶺の花。 女友達の間で言われている話は、少なくともこのようなものである。 「それにしても……」 亮太と繭香の顔を見比べながら、理緒が妙に意味深な顔をしながら続けた。 「亮太も随分と勇気があるわよね。 あの、難攻不落の城と言われている月野繭香に、まさか自分から手を出すなんて」 「手を出すって……。 別に、俺は変な気持ちで月野さんと話していたわけじゃないぞ。 それに、月野さんが理緒達の間でどう言われているかなんて、全然知らなかったんだし」 「そうなの? まあ、亮太はその辺り、妙に疎いところがあるからね。 でも、月野さんがお嬢様ってことは本当よ。 それこそ、今時珍しいくらい清純派な、絵に描いたような人なんだから」 それからしばらくの間、理緒は繭香がいかに清らかな少女であるかを得意げに語った。 時折、何も知らずに繭香と話をしていた亮太のことを、あれこれと冷やかすような言葉を混ぜながら。 正直、繭香にしてみれば、理緒の話は鬱陶しい以外の何物でもなかった。 当の本人を差し置いて、その人間が周囲から持たれている印象についてベラベラと話す。 そのことで、本人がどれだけ苦しまされてきたかも知らない癖に、まったく無神経にも程がある。 23 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 16 14 ID 2Zg9Ktfl 今まで、亮太は繭香のことを、何の先入観もなく見てくれていたはずだ。 ただ、それはあくまで、亮太が繭香のことについて、あまり知らなかったからという話。 ここで、自分が周りから持たれている印象について語られれば、それは亮太の瞳に不要の色眼鏡をかけさせる事に繋がるかもしれない。 (陽神君は、私が何と言われているか、知らなかったの……?) 繭香の胸の中で、不安だけが膨らんでゆく。 このままでは、亮太が今までのように、自分の事を真っ直ぐに見てくれなくなるかもしれない。 (陽神君も、私から離れてゆくの……? 嫌だ……。 そんなの、嫌だよ……) もう、これ以上は耐えられそうになかった。 次の瞬間、繭香は深く息を吸い込むと、自分でも信じられないくらいの大声で叫んでいた。 「もう、やめてください!!」 一瞬、何が起きたのか、誰も分からなかった。 下校中の生徒達の動きが止まり、亮太や理緒だけでなく、様々な方向からの視線が繭香に向けられる。 「あっ……」 自分のしてしまった事に気づき、繭香は思わず辺りを見回した。 亮太と繭香、それに理緒。 三人に向けられる、好奇の視線。 時が止まってしまったかのような静寂が訪れ、外に降る雨だけが、バケツをひっくり返したような音を立てて大地を打っている。 「わ、私……」 今更ながら、頭が熱くなってくるのが分かった。 これ以上は、この場にいられない。 そう思っても、既に後の祭りである。 「私……あなたが言うほど、お嬢様じゃありませんから!!」 それだけ言うと、繭香は雨の中、傘も差さずに飛び出した。 大粒の雨が容赦なく身体を打つが、そんな事に構っている場合ではない。 今はただ、ひたすら逃げ出したかった。 もう、一秒たりとも、あの場所にいたくはなかった。 濡れた身体のままバスに飛び乗り、繭香は奥の座席に素早く滑り込む。 いつもであれば短く感じるバスの時間が、今日に限って異様に長く感じられた。 森桜町のバス停につくなり、繭香は逃げ出すようにしてバスを飛び降りる。 やはり、手にした傘は閉じたまま、ひたすらに家までの道を走った。 24 :迷い蛾の詩 【第参部・鬱蛹】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/12(日) 13 17 06 ID 2Zg9Ktfl 地面を打つ雨の音と、自分の脚が濡れた水しぶきを上げて道路を蹴る音。 それ以外には、何も聞こえて来るものはない。 濡れた前髪を伝わって、額から頬にかけて雫が流れる。 瞳から溢れ出るものは雨に混ざり、どちらが顔を濡らしているのか、繭香にも分かっていなかった。 やがて、繭香の目の前に、見慣れた門が姿を見せる。 それでも足を止めることなく、繭香は取り出した鍵で素早く戸を開けて家の中に駆け込んだ。 誰もいないと分かっていながらも、いつもであれば形だけの挨拶をする。 しかし、今日はそんな何気ない習慣でさえ、繭香の頭から消え去っていた。 玄関に靴を放り出し、そのまま二階にある自室へと走る。 廊下に雫が落ちて濡れたが、そんな事は関係ない。 自室の扉を開け、しっかりと鍵をかけると、繭香は着ていた制服の上下を無造作に脱ぎ捨てた。 スカートも、シャツも、下着さえ放り捨て、生まれたままの姿になってベッドに転がりこむ。 薄手の毛布で、雨で冷えた身体を隠すようにして包み、ひたすらに泣いた。 陽神亮太が自分に向き合ってくれたのは、単に自分が外に見せていた姿の事を知らなかったから。 だとすれば、今日、あの女の言った言葉で、亮太も自分と距離を取るようになるかもしれない。 (そんなこと、ないよね……。 陽神君に限って、そんなこと……) そう、心の中で繰り返すも、不安は決して消えなかった。 生まれて初めて、自分に向けられた真っ直ぐな瞳。 それを失ってしまうことが、繭香には、ただひたすらに怖かった。
https://w.atwiki.jp/onaho/pages/238.html
あ
https://w.atwiki.jp/leerertraumurakamix/pages/95.html
天気予報は今日も当らなかった。 降り注ぐ雨は黄色い傘の上を跳ねる。 斗真は雨に濡れた自分の靴を見た。 今日の遠足の為に今まで履かずにいた新品の靴は泥ですっかり汚れ、中まで浸水している。 雨なんて、嫌いだ。 この不快な感覚から一刻も早く解放されたかったので、両親から口うるさく「通るな」と言われていた近道を使うことにした。 廃墟が立ち並ぶ旧商店街は薄暗く、いつもの通学路より空気が冷たく感じた。 頭の片隅に「やめておけばよかった」と思ったが、今更引き返してもただの時間の無駄に過ぎない。 小走りに路地を行く。 雨が、強くなる。 ふと、いくつものの何かが聞こえた。 鳴き声というか叫び声というか雄叫びというか……それはすぐ近くからだった。 斗真が声のした方へ向かうと細い路地の先、血生臭い霧を漂わせている小さな公園で男たちが叫びながら争っている。 その中でひときわ目立つ銀髪の男に斗真は思わず魅入った。 一人、輪の中心で顔色も変えず刀を振るう姿が、テレビで観たピンチをものともせず切り抜けるヒーローと同じだった。 蠅のように集まっていた集団は数分で泥の上に横たえ、苦しそうな声もやがてなくなった。 雨音に包まれた公園。 返り血が雨と共に滴る銀髪の男が静かに刀を納めると、ようやく斗真を見た。 ひょっとしたら斗真がここに来たときには既にその存在を認識していたのかもしれない。 男が斗真の方へ歩んでくる。 動けない……。 恐怖からではない、ずっと見ていたかったからだ。 もしかしたら、このままあの転がってるやつらのように切り殺されるのかもしれない……なぜかそう、期待した。 男は斗真のそばに落ちていた傘を拾うとしゃがんで差し出した。 魅入っている間、無意識に手放してしまっていたようだ。 青い目の中に斗真が閉じ込められている。 透き通った、空のような青色。 斗真はぎこちなく傘を受け取ると小さく「ありがとう」と言った。 男はそれに答えるかのように少し笑って 「風邪ひくぞ」 と言い残し立ち去った。 帰った後も、それから何日が経とうとも斗真の頭からあの光景が離れることはなかった。 寧ろ、あの男への憧れが募るばかりだ。 周囲は誰も理解しなかった。 両親は「馬鹿な事を言うんじゃない」と叱責した。 友人は「そんなものいるわけないだろ」だとか「斗真君、怖い」だとか言って離れていった。 教師は怪訝そうな顔をした。 なにがダメなのか、斗真には理解できなかった。 みんなの好きなヒーローは悪者を懲らしめているじゃないか。 それと何が違うのか……。 「斗真君は殺し屋さん、好き?」 唐突にそう聞いてきたのはクラスメイトでも異彩を放つ静紀だった。 「殺し屋さん?」 「斗真君が公園で見たっていうヒーローだよ。あの人は殺し屋っていうんだって」 「殺し屋さんっていうのか……。うん、好き。かっこよかったんだ。でも誰もそう思わないって。お父さんもお母さんもすごく怒るんだ」 「ひどいね。僕はそう思わないよ」 「本当?」 本当だよ、と天使のような笑顔を浮かべて静紀は言った。 「悪い奴を殺してなにが悪いの?悪い奴がいたら皆今のように生きていけないのに。あの人たちは裏側のヒーローだよ」 ああ、理解してくれる人がいた。 やはり自分は間違っていなかったと、斗真は安心した。 「ねぇ、斗真君。君も殺し屋さんにならない?」 「え?」 「僕の言うことさえ聞けば、殺し屋さんにしてあげるよ」 一瞬そんなことが出来るものかと、よぎってしまったがこの静紀が言うのならそれも不可能ではないと思った。 彼はクラスの中でも、世間でも天才と言われている。 同じ歳でありながらすでに製薬会社を設立しているし、周りの大人たちも彼の意見を否定しない。 他の奴らとは違う。もちろん、自分とも違う。 全く違う次元に生きている、神に近い人間。 嘘をつくはずがない。 「……なりたい」 「約束しよう」 約束を交わした小指の震えが止まらなかった。 胸が高鳴る。 終わる